2011/09/17 16時頃~翌12時頃まで 中潮 月齢19 曇時々小雨
台風の影響で雨が心配でしたが、基本、曇りとの予報を信じて決行。
仕事半ドンの友人を豊中まで迎えに行き、高速に乗っていつもの「五輪堂」へ。
前回同じ土曜の夕方に「チロリ売り切れ」と出鼻を挫かれて多少不安ではありましたが、今回は無事チロリゲット。
1000円分と、青イソメ500円分、残り少なくなっていた幹糸用フロロラインを購入し、
「型より数」との友人の要望に応えるべく厳選した、由良川河口の東側、神崎海水浴場へ。
五輪堂からすぐの由良川河口から、数キロ上流へ戻らなければ神崎側へは渡れず、
茶色く濁って増水した由良川に不安を覚えながらも神崎へ到着。
車を降りて浜を見てみると、濁りは全く無く、風も波も無い状態。
「どう?ここで行ってみる?」「ええんでない?」とのことで、駐車場目の前の浜に鎮座。
友人は左側に少し離れて設営。 新しく買った竿とリールのセッティングを少々手伝い、第一投を見守り、自分のセッティングに。
まずは33号竿のみ、右手の山側のワンド中央へ投げてみる。
海底の様子を探りながらゆっくり引いていると、コンコンと小さな当たり。 15cmゲット。
「いるいる」と友人に報告し、同じ所に投げ返して今度は18cmゲット。
ここでいけることを確信し、2本目の20号竿も準備する。
正面のテトラ帯横と、さっきのワンドへ投げ分け、竿を置く。
雲はとても厚く速く、2度ほど小雨がパラついてヒヤっとしたりしながら、日没を迎える。
当たりはピタっと止み、いつのまにかハリスを切られてたりするが、竿先に目立った動きは無し。
友人の方はというと、全く当たりが無いらしく、エサもほとんど取られていないらしい。
日暮れ前に釣れたワンドの方へ移動を促し、自分は正面と左側へ。
二人とも釣果の無いまま20時を回り、弁当を食べる。
その後も何の進展も無く、0時を回ったので荷物はそのままで車で仮眠を取ることに。
未だボウズなのが相当悔しかったんだろう、友人が4時前には起きていて、ポツポツと駐車場に到着する車の様子を伺ったりしていた。
まだ朝マズメまでは時間があったが、釣り再開。
右手の山の裾がうっすらと明るくなりだした頃、正面を引いていた竿に当たりが戻る。
2匹、3匹と連続で釣れ、2本針の夜戦仕様から3本針へ仕掛けを変えた33号竿に、15~18cmのパーフェクト発生。 2色半で最初の小さな当たりがあり、そこからスピードをやや落として等速でリールで引き続けると1色半~1色で追い食いしてくるパターン。
一度当たりが遠のいたので左側の浜中央方向へ出向いて投げてみると、小さい型を1匹ゲット。
戻って竿を置き、友人の後ろで再度観察。 キャストがフライになっていて距離が出ていない、錘の着水音でキスが散っているかも、さびくスピードが早すぎる気がする、竿さびきの戻しの時にラインがたるんでいるのでテンション維持して巻き取った方がいい、などといくつか助言をし、「頼む!釣れてくれ!」と心の中で(マジに)叫んで、自分の竿へ戻る。
しばらくして、6時頃だったか、エサの付け替えをしていると、「これでやっと帰れる」と精一杯喜びを押し殺した表情で、キスを1匹ぶら下げた友人が歩み寄ってきた。
嗚呼、何故この時のあの光景をカメラに収めなかったのか・・・。
友人よ、マイタックルでの初キス、本当におめでとう。
そこから、追い食いさせるコツもつかんだ友人の怒涛のラッシュが続き、余裕こいて塩イソメを付けてみるも意外に(定説通り?)食いに明確な違いは無くちゃんと釣れ、一度落ち着いた8時過ぎに「そろそろ帰るかい?」との問いにも「エサがまだあるんで、無くなるまでやろうや」とノリノリの友人。
12時を回って「針にエサが残ってたんで投げてみたら食ってきた」などと最後に2匹ほどダメ押しし、15cmほどを主体に18cmほどのも5~6匹、都合50匹ほどで引き上げる。
SAで昼食をおごってもらい、友人宅に到着。 「半分持って帰れよ」と言っても「さばけないからいらん」と言っていたが、友人嫁に電話で聞いてみると食べたいとのことで、15匹ほどかな?キスを分けて、高速で京都に戻る。
家に着いて、お義母さんにキスいりますかと聞くと食べてくれるとのことで、ウロコ・頭・内臓を取り、15匹程持って行った。 お義姉さんにも渡ったようで、翌日「美味しかったです」とメールを頂きました。
さて、今週も3連休。 台風通過後の濁りが心配ではありますが、天気は大丈夫そう。
ノリノリの友人からの出撃命令は下るでしょうか。 乞うご期待。
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